長期休みの夏にバイトをしてみよう!と考えている方、プール監視員に興味は有りませんか?
僕は2年間もプール監視員をやっていました。
その経験から、プール監視員の仕事内容や仕事の長所・短所をご紹介いたします!
プールの監視員とは
プールの施設の中で事故などが発生しないよう未然に防止したり、事故が発生した時には拡大するのを防ぐことを主な業務とする人たちのことです。
簡単に言うと、溺れたり怪我する人が出ないように監視する人です。
これといった資格等は必要ありません。
プールの監視員の仕事内容
基本的には、
・監視
・インフォメーション(少し接客有り)
・拾得物(忘れ物・落し物)の管理
・開場前後の雑務
以上の4つになります。
監視業務について
人間はたったコップ1杯の水でも溺れることができてしまいます。
そのため、プールでは年齢や性別も問わず、命に関わる重大な事故が起こりやすい場だと言えます。
毎年夏になると、悲しい事故が何件も起こってしまうことからも、プール監視員の仕事の大切さがわかりますね。
実際に監視している際に注視するのは、
・プールサイドで走ったり、転倒がないか。
・長時間の潜水行為。
・子供の飛び込みや親による投げ込み。(意外と多い)
・小さい子どもがひとりでプール内にいないか。
といったところですね。
インフォメーション
プール施設におけるルールやマナー違反をしている人に声をかける業務ですね。
接客無理な僕でも、わりと注意することは苦にならなかったですね。
ぶっちゃけ、反論したりしてくる人がいたら社員を呼べば良い。
基本的に声をかけたらお客さんはわかってくれるので、言い逃げみたいに、注意してその場をすぐ離れることもできます。
うちのプールは刺青OK・ふんどしOKのなんでもありプールだったので…。
楽だったなー。
体験例(実際の1日の勤務の流れ)
営業30分前に出勤
水着と白いTシャツに着替え、笛を持って集合。
役割分担して営業準備を行う。
・プールサイドの簡易な掃除(箒での掃き掃除)
・水中の確認
・更衣室のマットを敷く
営業5分前
拡声器、トランシーバーを持ち監視ポイントへ。
監視ポイントで、シーバーの動作チェックしつつ、営業開始を待つ。
営業中
プールに入ってくる人でルール違反の人がいないかチェックしつつ、プール内で怪我や体調不良の人がいないか、溺れていないかを監視。
監視ポイントを交代しつつ、水質のチェックや休憩を挟む。
また、監視ポイント交代時に、更衣室などの巡回や水中のチェックを行う。
営業終了後
ロッカーの掃除や忘れ物の回収をした後、集合。
1日の監視のなかで気がついたことなどを報告。
着替えて退勤。
プールの監視員の良いところ
- 接客がとても少なく、勤務中の会話は最低限。
- 人が少ない時期には、ただ立っていたり座っていたりするだけでお金がもらえる。
- 男女の割合が同じくらいになるので、出会いがめちゃくちゃ多い。
- (水着姿を凝視していても問題ない。)
プールの監視員の悪いところ
- 日焼けをしてしまう。(野外のプールの場合)
- 仕事中にすることが少なく、暇なので時間が長く感じる。
- トラブル時の対応が怖い。
まとめ
プール監視員の仕事の基本は「安全確保」です。
そのため、トラブル発生時の対処が必要になることもあります。
溺れていたら飛び込み、助けないといけません。
2年間働きましたが、溺れて心肺停止が1件ありました。(蘇生後の後遺症なし)
停電トラブルが1回、痴漢騒ぎもありました。
トラブルは0ではありません。。。
基本的には楽な仕事ではありますが、命を守る仕事であるという意識は必要ですね。
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