【学生納付特例制度】学生のうちは国民年金の保険料を払わないでOK?

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日本の国民年金は、20歳から国民年金の被保険者になり、保険料を支払う義務を生じさせるシステムとなっています。

でも、学生のうちに国民年金の保険料を支払うのは金銭的に厳しいですよね。

親に払ってもらう方法もありますが、それ以外にも、支払いを猶予してもらう方法もあるのです。

今回は、学生が年金の保険料支払いを猶予してもらえる、学生納付特例制度について紹介していきます~。

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国民年金について

国民年金とは、20歳以上~60歳未満のすべての方が加入する年金保険です。その上に、会社などで働いている方は厚生年金を上乗せしています。

国民年金の保険料は月額16,410円(2019年度)です。学生の方は、毎月この額を支払って将来どれだけの年金を貰えるか分からず、支払うのも嫌になりますよね。

しかし、数十年後に高齢になった時にどれだけ年金を貰えるか分からないという若い世代の方にも、年金を納めるメリットはあるのです。

なぜなら、年金は老齢年金だけではないからです。

国民年金には、「老齢年金」「障害年金」「遺族年金」の3つが存在します。

これらはそれぞれ、高齢になったとき、怪我や病気で障害を負ったとき、一家の働き手が亡くなったときに支払われるのです。

何があるか分からない人生です。だからこそ、国民年金の保険料は支払ったほうが良いのです。

けもねすと
けもねすと

学校でこういうこと教えて欲しいよね~。

 

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年金を払わないと?

先ほど、国民年金には老齢年金以外にも「障害年金」「遺族年金」があると言う話をしました。

国民年金の保険料を支払わないと、この2つの年金も受け取ることが出来なくなります。

もし、病気や怪我で働くなってしまった場合、障害年金を受け取ることが出来ないと生活できないですよね。

また、結婚して養っていく子どもがいる状態で事故や急病で亡くなった場合、残した家族が遺族年金を貰うことができないなんて状況にしたくないですよね。

老齢年金のことだけ考えると、正直払いたくないという方も多いと思いますが、「障害年金」「遺族年金」のことを考えると、支払ったほうが良いと思います。

けもねすと

年金の未納分を財産差し押さえで強制徴収される可能性もあるよ~。

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学生納付特例制度とは?

国民年金は、20歳から加入と保険料の納付が義務付けられていますが、在学中の学生は納付を猶予される制度があります。

これを「学生納付特例制度」と言うのです。

所得が一定以下(年度の所得が118万円+扶養親族の数×38万円+社会保険料控除等の額)である必要がありますが、学生の方なら申請すれば年金の保険料の納付が猶予されます。

住んでいる地域の市(区)役所や町役場の国民年金担当窓口で申請が可能です。

申請の際には、年金手帳と学生証を提示する必要があります。

窓口に行けば、職員の方が丁寧に申請書の書き方を教えてくれるはずです。

申請時点から2年1ヵ月前までの期間について、さかのぼって学生納付特例を受けることができるので、学生の方は忘れずに申請しましょう。

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学生納付特例制度のメリット

学生納付特例制度のメリットは、在学中は国民年金の保険料を支払わなくても「未納」状態にならないことです。

未納状態と納付猶予されている状態では、大きく違う点があります。

どちらも年金の受給額には反映されませんが、納付猶予されている状態は、「受給資格期間」にカウントされ、「障害年金」「遺族年金」の対象になります。

その点、未納状態では「受給資格期間」にはならず、何かがあっても年金を受け取ることは出来ません。

ちなみに、猶予はあくまで猶予です。払わないと言うことも可能ですが、「追納」と言って後から猶予していた分の保険料を支払うことが出来ます。

けもねすと

国民年金の保険料を払わなくても、受給資格期間にカウントされ、障害年金や遺族年金の対象になるということがメリットなんだね。

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卒業後は追納したほうが良いの?

すかふぃ~
すかふぃ~

学生納付特例制度は卒業後に追納したほうが良いの?

けもねすと

うーん…。そこは個人の判断に任せるけど、追納したほうが得だね。

学生納付特例制度で納付を猶予されていた保険料は、あとで追納をしないと老齢年金の受取額が減ってしまいます。

追納する分の金額は、2年分で約40万円ほどになります。そして、追納した場合に増える老後の年金は、65歳で受け取る場合は年に約4万円ほどになります。

つまり、追納しないと年に約4万円減らされてしまうのです。老後に年金を10年以上受け取るなら、追納したほうがお得ですね。

すかふぃ~

追納しても10年で元が取れるなら、追納したほうが良いね。

けもねすと

追納すると、さらにお得なことがあるんだよ~。

国民年金の保険料は税控除の対象になります。手続きをすれば所得税や住民税が還付されるのです。

課税所得が300万円の人が、2年分の保険料約39万円を納めると、所得税・住民税が8万円程度軽減される計算になります。

追納は、2年を過ぎると加算金という利息みたいなものがついてしまいます。

できるなら、追納は2年以内に行うのが良いでしょう。

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まとめ

・国民年金は加入と保険料の支払いが義務。

・在学中は、学生納付特例制度を申請することで保険料の支払いを猶予される。

・未納になるとデメリットが多いので、猶予してもらうのが良い。

・卒業後は、出来る限り追納を行うことが望ましい。

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おわりに

20歳になって急に、国民年金の保険料を支払えとか言われても困りますよね。

学生のうちは親に払ってもらうか、学生納付特例制度を申請するかのどちらかを選ぶべきですね。

この先、国民年金という制度がどうなるか分からないですが、一応支払っておくのが良いかと思います。

卒業後も収入が少なくて支払えないような状況なら保険料を免除してくれる制度もあるので、利用を考えてみるのも良いかと思います。

 

 

 

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