【自然体験】最近の子どもは自然を知らない【環境教育】

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最近の子どもたちは、自然に触れる機会が滅多にありません。
そのため、子ども達は自然を知らないのです。

子どもたちに自然というものを知り、理解してもらうために親が環境教育として子どもに伝えるべきことをまとめたいと思います。

自然について

自然」の言葉の意味としては、人間の手が加えられていない、ありのままの状態のことを指します。

自然環境は、太陽光大気土壌と、これらを土台として生きている生物を含めた5つの要素で構成されています。

生物たちは、土台である太陽光・大気・水・土壌の条件に対して、こだわりを持って生きています。

この条件が変わってしまうと生物たちは姿を消してしまうのです。

日本の自然においては、南北に長い国土と起伏にとんだ地形、はっきりと分かれた四季。

これらによって多様な環境が生み出され、その多様な環境に適応した生き物たちが生活しています。

つまり、その地域の環境条件と、その条件下に適応したあるべき植生や生物相、原風景をまとめて、自然と呼ぶのです。

自然の恩恵

自然があるからこそ私たちは豊かな生活を送ることが出来ているのです。

吸っている空気、飲んでいる水、食べている物、着ている衣服、住んでいる場所。

全てが自然が与えてくれているものです。

また、自然には土砂崩れや洪水などの災害を防ぐ役割もあります。

自然の森林を伐採して杉林やメガソーラーにしたせいで、土砂崩れを起きる。

川を直線化してコンクリートで舗装したせいで、機能の限界を超えた大雨の際には、洪水で大きな被害を出す。

自然災害のようで、本当の原因は人間による人災というわけですね。

私たちは、自然という土台の上で生きているということをしっかりと認識しないといけません。

つまり、自然を壊すということは、自分たちの足元を壊していくということと同じなのです。

 

里地・里山は自然なのか

僕個人の考えとしては、里地・里山は自然に含めてよいと考えています。

なぜなら、里地・里山は長い時間をかけて「人間によって適度に手を加えられる」という条件の環境に適応した、特殊かつ多様な植生・生物相が形成され維持されてきた場所だからです。

人間も生きもので、自然の一部です。

産業革命後の開発は、自然の範囲から逸脱した破壊となってしまっているとは思いますが、人間は自然の一部だという考え方は忘れてはいけません。

 

子どもたちの現状

今の子どもたちは、園芸種や外来種の草花がたくさんの花壇や、飼育されたペットなどしか知らないという場合もあります。

魚の絵を子どもに描かせたら、スーパーで売っている切り身が海を泳いでいる絵を描いた」なんて話も聞いたことがあります。

これは、冗談みたいな話ではありますが、実際に「自然を大切にする」というテーマで描かせると、金魚やザリガニを川に放している絵を描いたり、花壇のチューリップに水をあげている絵を描くなんてことはよくある話なのです。

自然に触れたことがないから、自然を描けない。

子どもの描く絵は、自分の周りの状況をよく表していますね。

日本に本来あるべき草花や生き物、原風景を親が意識して教えてあげないといけない時代なのです。

 

子どもたちのための環境教育

環境教育においては、自然環境と人との関わりや環境問題と人間の暮らしの関わりなど、たった一つの最適解が存在しない複雑な問題を考えないといけません。

子ども達が課題を解決しようと頑張る過程に、子どもたちの成長と自然環境への理解が生まれるのです。

親としては、そういった課題の設定から自分なりの解決策を探すところまで、フォローしてあげることが出来ると良いですね。

現在、選挙の投票率が下がったりしていますが、子どもたちに「自分たちの未来のことを考える機会」を与えるということを大人がしなかった弊害が表れているのかなと思います。

環境教育は、自分たちの未来を考えるきっかけを作る教育ですね。

 

自然体験の大切さ

木登りや生きもの採集、川遊びなどの自然体験は、子どもたちにとって普段の生活では経験できないことがたくさんあります。

普段なら、汚れたり濡れたりしたら怒られるし、怪我しないようにおとなしくしていなさいと言われてしまうことが、自然体験の中では許されるのです。

あらゆる五感の刺激と、「挑戦してみる」・「ひとりでしてみる」ということが子どもの成長につながります。

自然体験が豊富な子は、道徳観・正義感が強く、自己肯定感が強いとの調査報告を国立青少年教育振興機構が出しています。

「青少年の体験活動等に関する実態調査」 (平成24年度調査)報告書

都心にいるとなかなか難しいですが、わが子には自然体験をさせてあげたくなりますよね。

 

白神山地での体験

日本において、世界自然遺産に選ばれた場所は

・知床世界自然遺産
・白神山地世界自然遺産
・屋久島世界自然遺産
・小笠原諸島世界自然遺産

の4箇所になります。どこも原生的かつ貴重な自然が残っており、とてもすばらしい場所です。

遺産地域を訪れた経験は、子どもの心に残ること間違いなしだと自信を持って言えます。

高校生のときに白神山地に行きましたが、その豊かな自然に心動かされました。

木道の上を歩きながら、巨大なブナの原生林を歩くことが出来たのは、とても貴重な体験だったと思います。

僕が環境保護の職業に就いた理由のひとつに、こういった自然体験が忘れられなかったというものがあります。

 

おわりに

自然とはどういったものか伝わりましたでしょうか。

今の時代は、自然に触れることが難しくなってしまいましたね。

だからこそ、自然に触れるという体験は、子どもたちにとって貴重な経験・財産になると思います。

僕の記事に目を通したことがきっかけとなり、自然体験や環境教育などに興味を持って頂けたらうれしいです。

子どもにはもっと自然が必要だということを多くの人に知って欲しいですねー。

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